辞典などでは、ロボットということばに、古くは自動人形、人造人間などといった解説をつけたものも少なくはない。

それは、このことばの成立の歴史によるものであるが、今日、ロボットという場合には、自動人形などより、産業用ロボットやペットロボットをさすことのほうが多くなっている。

1920年にロボットということばが生まれたが、人類は、はるか以前から、人にかわって動作・操作するような道具・装置をつくりだしたいという願望をもっていた。

古代ギリシア、アレキサンドリアで活躍したヘロン(1~2世紀の人)は、神殿の祭壇の前で盛んに火が焚(た)かれることに着目し、火が盛んに燃え上がると、神殿の扉が自動的に開き、火が衰えると自動的に扉が閉まるという、今日の自動扉のような機構を考案している。

また、コインを所定の場所に投げ入れると「聖水」が出てくる自動販売機のようなものを考案している。

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